ＮＥＣ ＰＣ－８８０１ｍｋⅡ／１９８３年１１月発売私が初めて触ったパソコンです。今は処分しちゃいましたが、この機種にはＮ８８－ＢＡＳＩＣ Ｖ２モードという動作モード
が無かった為に動くゲームソフトが無く、仕方ないので雑誌に掲載のゲームなどのプログラムを打ち込んで遊んでました。
市販ゲームが動かなかったので、当時はすごく悔しかったですけど、そのせいか、未だにあまりゲームというモノには興味
無いです。今でもたまにジャンク売り場でこの機種を見掛けますが、使い途は．．．インテリアとか（ボカッ☆）
キーボードのキーの立て付け（？）が悪くて、押した時に”カチッ”と下がらないような事がありました。
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Ｎ８８－ＢＡＳＩＣ Ｖ２
ＰＣ－８８００シリーズの動作モードにはＶ１とＶ２という２つのモードがあり、Ｖ２モードはこの下で紹介する
ＰＣ－８８０１ｍｋⅡＳＲという機種のハードウェア強化により新たに追加されたモードです。この出来事により８８はホビー
マシンの道をひた走る事になり、ＳＲ以前の機種は既にこの時点（８５年１月）で切り捨てられてました（笑）
Ｖ２の主な強化点は以下の通りです。
・グラフィック機能強化
５１２色中８色の色使用が可能（Ｖ１では８色のみ）／描画速度の高速化（Ｖ１比最大２５倍）
・サウンド機能追加
ＦＭ音源３和音＋ＳＳＧ音源３和音のサポート（Ｖ１ではＢＥＥＰ音のみ）
・その他
演算処理速度の高速化（Ｖ１比約１．５倍）
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ＮＥＣ ＰＣ－８８０１ｍｋⅡＳＲ／１９８５年１月発売上のＰＣ－８８０１ｍｋⅡの後継機、というかｍｋⅡとの互換性をＶ１モードとして残しながら、新たにＶ２モードを新設、
「すべてを受け継ぎながら、すべてが新しくなった」というコピーで登場。広告には武田鉄也が出てた。この機種が後の
ＰＣ－８８００シリーズのスタンダードとなり、市販ソフトの大半に”ＳＲ以降対応”という表記が付く。
懐かしい８８シリーズのゲームを動かすにはとりあえずこれでＯＫなのでは．．．。８８シリーズの中で唯一”Ｎ－ＭＯＤＥ”
スイッチが付いているので、ゲームの画面を取り込みたい時に、その場面で動作モードスイッチを”Ｎ－ＭＯＤＥ”にして
リセットかければ、グラフィック画面だけが残った状態でリセットされるので、そこから取り込みが可能ってワケです。
ちなみに、他の機種でＮモードリセットを使う場合は、フルキー上で”Ｎ８０”と押しながらリセットをかければＯＫです。
但し、ＭＡ２以降の機種ではＶ１ｓモード以外からはＮモードリセット出来ません。あと、ＦＲ／ＭＲは本体のみでは不可能
ですが、それ用の拡張ボード（今となってはまず入手できないっしょ）を装備すれば使えるようになります。
ＮＥＣ ＰＣ－８８０１ＦＨ（右）／ＭＨ（左） １９８６年１１月発売この機種より搭載ＣＰＵの動作クロックが８ＭＨｚに高速化され（従来は４ＭＨｚ）、より高速な処理が可能になった。
という謳い文句だったが、実際８ＭＨｚでメモリにアクセスしようとするとエラーになるので、メモリアクセスウェイトを
大き目に取ってあるらしく、実際は６ＭＨｚ弱程のパフォーマンスだとの事。日本語ＢＡＳＩＣの強化によりキーボード
も日本語に対応するための新たなキーが追加された。ＣＰＵクロックとキーボードの変更、第２水準漢字ＲＯＭ内蔵
という事以外、従来機種と変わる点は無い。この機種と同時にオプションとして６５５３６色表示とビデオ画像のスーパー
インポーズが可能になるビデオアートボード＆ＡＤＰＣＭサンプリング音源ボードであるサウンドボードⅡが発売された。
ＦＨとＭＨという、２つの機種があるが、この違いはＦＤＤが２ＨＤに対応しているか否かと、メモリが６４ＫＢか１９２ＫＢ
かという点である。これは８８シリーズ全体で言える事ですが、型番にＦＨやＦＲ等、”Ｆ＊”とつく物＆ＳＲは、２Ｄ専用
のＦＤＤで、メモリは６４ＫＢ実装という基本仕様バージョンがＦ系機種。型番にＭＨやＭＲ等、”Ｍ＊”とつく物は、ＦＤＤに
２Ｄ／２ＨＤに両対応のドライブが搭載され、メモリも基本の６４ＫＢのメモリに拡張ＲＡＭ１２８ＫＢが装備され、合計１９２
ＫＢ実装の拡張仕様バージョンがＭ系機種である。
Ｍ系機種の拡張ＲＡＭ１２８ＫＢは、ゲームなどでも使われる事は滅多に無く、無駄な電力を消費してるだけという感じ
なので、２ＨＤフロッピィが必要かどうかで考えると良いでしょう．．．（って、今時買う人おらんやろうけど ^^;;）
とりあえず２ＨＤが使えると、フリーウェアを使えば一応（^^;）ＭＳ－ＤＯＳフォーマットでテキスト等のやりとりが出来ます（笑）
ＮＥＣ ＰＣ－８８ＶＡ２／１９８８年３月発売